この記事では、ガードナーベルトは産後いつから使用できるのかなどを紹介しています。
ガードナーベルトを産後いつから使用できるかは、分娩の種類や産後の体調により異なります。
自然分娩と帝王切開でもガードナーベルトの使用可能時期が異なるため、主治医に確認してから使用しましょう。
ガードナーベルトの使用可能時期の目安や着用時の注意点などを知りたい人は、この記事の内容を参考にしてみてください。
Contents
ガードナーベルトは産後いつから使えるのかを分娩の種類別に紹介!
分娩の種類 | 使用可能なタイミング |
---|---|
自然分娩 | 産後4週間程度 |
帝王切開 | 産後8週間程度 |
ガードナーベルトを産後に使用する場合、出血が止まっている状態が推奨されています。
ただし、産後の体調は個人差が大きく、自然分娩と帝王設計でも大きく異なります
産後の体調を優先して、ガードナーベルトを使用することが大切です。
ここからは、ガードナーベルトは産後いつから使えるかについて、分娩の種別別にまとめていきます。
自然分娩の場合は4週間程度が目安!
ガードナーベルトを自然分娩後の産後に使う場合は、4週間程度経ってからが目安です。
自然分娩の場合、出血が収まったり、陰部の裂傷が落ち着く時期が4週間程度となります。
ただし、産後の体調は個人差が大きいので、必ず主治医に確認してからガードナーベルトを使用しましょう。
出産時や産後の経過によっては、4週間後でも使えない場合がありますが、無理は禁物です。
帝王切開の場合は8週間程度が目安!
ガードナーベルトを帝王切開後に使う場合は、8週間程度が目安になります。
帝王切開はお腹と子宮に傷ができた状態ですので、体の回復にも時間がかかります。
産後は母親の検診もありますから、ガードナーベルトを使用する前に医師に確認して下さいね。
一般的な骨盤ベルトを使用しても良いと判断されれば、ガードナーベルトの使用は可能です。
ガードナーベルトを産後に使用する場合の5つの注意点!
この章では、ガードナーベルトを産後に使用する場合の注意点をご紹介します。
主に5つの注意点についてまとめていますので、こちらの内容を確認してからガードナーベルトを使用しましょう。
注意点①:出産直後は使用しない
ガードナーベルトは出産後すぐの身体には使用できません。
産後すぐの身体は、内臓を損傷している状態です。
出血も多いですし、出産時の経過によっては動くこともままなりません。
ガードナーベルトを使用する際は、自然分娩でも4週間は様子をみて下さいね。
注意点②:サイズ選びはゆとりを持つ
ガードナーベルトのサイズは余裕を持って選びましょう。
産後の身体に過度な締付けは危険です。
また、寝不足で体調が悪くなりやすい時期でもあります。
ガードナーベルトにはS~XLまで4サイズあり、延長ベルトも売っています。
産後すぐの体型としばらく経ってからの体型ではサイズが大きく異なるので、大きめを選んでおくと安心です。
注意点③:長時間の着用は避ける
ガードナーベルトを産後に使用する場合は、長時間の着用は避けましょう。
ガードナーベルトは、調整ストラップで体を締め付ける構造になっています。
産後は貧血や寝不足で体調不良になりやすい時期です。
少しでも違和感や不快感を感じた場合は、ストラップを緩めたり中断して無理をしないようにしましょう。
注意点④:体調の回復を最優先にする
出産後に骨盤矯正をしたい人は多いものですが、体調の回復が最優先です。
産後すぐに無理をしてしまうと、その後の体不良に繋がります。
ガードナーベルトは締め具合を調節できますが、産後すぐに使わなければならない物ではありません。
また、いつまでに使用すると言った使用期限も無いので、体調が回復してから使用してくださいね。
注意点⑤:不安な場合は医師に相談する
ガードナーベルトを産後に使用する際不安な点がある場合は、医師に相談して下さい。
産後の体の回復具合や経過は、一人ひとり違います。
自然分娩か、帝王切開かでも異なりますし、体内の回復には時間がかかります。
ガードナーベルトを使用しても良いか迷った時は、1ヶ月検診などで相談してみると良いでしょう。
ガードナーベルトの産後の使用についてまとめ
- ガードナーベルトは産後すぐは使えない
- 自然分娩は4週間後が目安
- 帝王切開は8週間後が目安
- 産後の体調は個人差があるので無理しない
- 出血が続く場合は使用できない
この記事では、ガードナーベルトは産後いつから使用できるかについてまとめました。
ガードナーベルトは産後の出血が治まり、医師から骨盤ベルトの使用が許可された場合に使用できます。
ただし、産後の体調や傷の戻りには個人差があるので、必ず医師に確認してから使用しましょう。
ガードナーベルトの使用に関しては、公式サイトも参考にしてみてくださいね。