アナライザーの抗原・抗体検査は、『数値化』された抗体検査がわずか10分程度でその場で分かる検査です。
現在、政府は集団免疫を獲得するために、国民に無料でワクチン接種を進めています。このワクチン接種で得れるのは『抗体』です。
『抗体』を持っていれば発病し難い、重症化し難くなります。
しかし、この抗体は接種から時間の経過とともに減少していきます。また、個人差によりその減少スピードも違います。
アナライザーの抗体検査は、定期的に検査を受けることにより『数値』で現在の抗体力が分かります。
検査の結果、指標となる数値以下となればまたワクチン接種をすれば良いのです。
こどもの笑顔を守る、会いたい人に会いにける、そこに集う人たちが一定の『抗体』を持っていることが
『安心・安全』な環境作りとなります。
抗体の減少の推移について


抗体の減少の推移について
細菌に感染した時にIgMという抗体が一番最初に作られます。 その後、2週間から3週間ほどをかけて消失していき検査実施をしても検出されなくなります。 IgMが生成された後にIgGという抗体が生成され始めます。
このIgGは比較的長期間持続されるとされており、その期間は数ヶ月〜数年とウイルスによって異なります。
IgGが消失すると再感染する恐れがあるため、ワクチンの接種などによって再度免疫を獲得する必要があります。
検査について
抗原検査


免疫反応を引き起こすウイルスが持つ特有のタンパク質(抗原)を検出する検査です。
抗体検査


免疫反応によって体内で生成された抗体を検出する検査です。
中和抗体検査


新型コロナウイルスの感染や重症化を防ぐ抗体が獲得できたかどうかを測定できる検査です。
検査の流れ
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検査の説明
スタッフから検査の手順や仕組みについて説明させて頂きます 。 -
手指の消毒
利き手と逆の手の指をアルコール綿で消毒 します。
基本的には、どの指でも構いません。 -
手指のマッサージ
採血をスムーズに行うために採血する方の手の根元から採血する指に向かって
数回 さすります。 -
採血
血糖測定の時に使用する針を指の腹に押し当てます。「パチ」と音がしますが、お子様でも使用可能なものです。 -
血液の採取
再びマッサージをして、指の腹にぷくっと血液を出してスポイトで吸い取ります。(毛細管現象で 吸い上げます) -
血液と試薬を混ぜ、検査プレートに滴下
採取した血液と試薬を混ぜ、3滴ほど検査プレートに滴下します。 -
検査プレート内で反応
検査プレートを平らな場所でしばらく時間を置き、反応を進行させます。
(抗原検査10分、中和抗体検査8分) -
機械に通し結果を印刷
十分に反応させたのち、機械にプレートを通します。
結果は数字ですぐに印字されます 。 -
結果解析
出てきた結果を見ながら、数字の読み解き方や傾向について簡単な
説明をいたします 。